誕生日も近いなぁ、と思ってた、先々週の、とある日。
1日からずーっと忙しく、
何週か、東京の試合もないということで、
いろんなものがモンモンとたまり始め、
「どっか行きたい病」が。
こんな時は、バーッと沖縄なぞ行くのが、
気分転換にはちょうどいいんだけど、
バースデイ割引は取り忘れてたわけで、
あまり安いプランも見当たらず。
そもそも、梅雨時の沖縄は、行っても悲しい気持ちになることが多いし、
タイム割引があるのを思い出し、
家族会議の結果、なぜか「出雲」へ飛ぶことに決定。
本当は土日どっちか会社行くことになってしまったんだけど、
まぁいいや、飛んじゃえ。
てなわけで、出雲に行きました。
と、そこへ、妻が「鳥取砂丘が見たい」と言い出す。
山陰地方に詳しい人はわかると思うけど、
・出雲・松江・米子あたりは隣り合わせだし、
高速やらバイパスやら整備されてて、意外と近い
・米子と鳥取市は、同じ鳥取県内にありながら端と端
・鳥取県は、日本でも有数の「高速道路未整備県」
てなわけで、それは
「八戸港に降り立って気仙沼に行きたいというようなもの」
なわけですが(たとえがわかりづらい)、
絶対行かなきゃ、という出雲スポットも特になかったし、
とりあえず移動開始。
12時に出雲空港に着き、
植田正治写真美術館へ。
すごく行きづらい場所にもかかわらず、
ナイスな建築に、ナイスな写真。なかなか。
そこから東へ100km。2時間半かけて、鳥取砂丘へ到着。
6年か7年ぶりです。
運転疲れと、砂丘のアップダウンに疲れて、
こんな感じに。
まさに「orz」。
一度やってみたかった。
でも、あれですね、砂がつくる紋とか、キレイなもので。
ここから宿泊先である「玉造温泉」まで、140km。
まさに、行って戻ってという感じで、
またも2時間半ぶっ飛ばして、到着。
東京の人間には馴染み薄いけど、
関西とか広島あたりには、割と有名な温泉で、
無色透明だけど、ほんのりあったまる湯。
なかなかでかい旅館が立ち並び、
古いながらも、落ち着く感じでした。
料理、もうひと工夫欲しいんだけどな。
あと、「トクー」にて予約したので、
「旅窓」なんかよりも安くなったけど、
だからといって「カード不可、現金のみ」というのは、いただけない。
まぁそんなこんなで、日曜。
松江市内に入り、
島根県立美術館へ。
企画展で「若冲と琳派」なるものをやってたけど、
合わせて見た常設展が、なかなかの掘り出しもの。
合わせて1150円(企画展のみで1000円)なんだけど、
これなら安いや。いいもの見ました。
地方の美術館、ふらっと入ると、いいことあるものです。
松江城あたりをクルマで流して、
宍道湖の北側をずーっと走り、いよいよ出雲大社。
乗りつぶしの関係で10年ほど前に一人で一度来たことがあり、
その後、なぜか男3人で来たこともあり、
この年齢にして、3度目の出雲大社。
なんか、来るたびに付近の店がつぶれてくような気もするんだけど、
相変わらず、出雲大社の中は、観光客で盛況でした。
その後、あわてて出雲空港に戻り、羽田へ。
羽田からまっすぐ会社、数時間作業して、帰宅。
のんびりしたのかわからないけど、
お出かけ自体は好きだし、
妻も喜んでくれてたし、よしとしよう。